既に後がない年齢にさしかかってるから、高級な基礎化粧品で徹底的に肌をケアする。そうは言っても本格的なエイジングケアラインには手を出していな いし、もっと高級なラインが控えていて当分は楽しめそう。エイジングケアの商品は魅力的だけれど、一度高級品に手を出すともうそれまでの商品に戻れない怖 さがある。
それから、実用性も重要とはいえイメージやときめきは大事で、たとえば、個人的にはアイメイク等ををしないしできないから、その 代わりにすべての情熱が基礎化粧に注がれていると言ってもいい。マスカラやアイライナーで非日常を経験しない代わりに、化粧水、美容液、クリームといった アイテムに精一杯ときめいて生きていくしかないからその辺の女子よりも愛着もあれば執着もあって、物語は基礎化粧品の中で完結するしかないのだからイメー ジは大切。ここでいうイメージとは、ボトルのデザインやブランドがかもし出す優雅な雰囲気のことで、「若さ」が感じられないブランドにはまったく興味がな い。たとえば、SK-Ⅱは桃井なんとかの老体のイメージしかないし、クレドポーボーテなんて広告写真がphotoshopサイボーグにしか見えないから夢 がない。あれは劣化を積極的に認めたうえで頑張りましょうってイメージ。 あくまで個人の印象であって他人が好むぶんには別にいいんだけれど。